我が国の未来を見通す(73)『強靭な国家』を造る(10)歴史から学ぶ「知恵」の適用(その5)
□はじめに
ウクライナが反攻作戦を展開中の6月24日、ロシアで「プリコジンの反乱」が発生しました。民間軍事会社「ワグネル」司令官のプリンコジンは、かねてから国防省批判などを繰り返していましたので、ロシアが“一枚板”でないこ ...
我が国の未来を見通す(72)『強靭な国家』を造る(9)歴史から学ぶ「知恵」の適用(その4)
□はじめに──「部分最適は最適にあらず」
前回まで、歴史から学ぶ4つの「知恵」のうち、「孤立しないこと」と「相応の力を持つこと」の未来への適用を考えてきました。その過程においても時々触れてきましたが、我が国にはどう ...
我が国の未来を見通す(71)『強靭な国家』を造る(8)歴史から学ぶ「知恵」の適用(その3)
□はじめに
この度の自衛官候補生による発砲事件は、自衛隊を退職して14年も過ぎた一OBの立場からしても、とてもショックで、心が痛み、やるせない気持ちにさせる事件でした。言うまでもなく、たとえその動機がいかなるものであっても ...
我が国の未来を見通す(70)『強靭な国家』を造る(7)歴史から学ぶ「知恵」の適用(その2)
□はじめに
ロシア・ウクライナ両国で軍事作戦に関わっている人は、このような事態の発生について常に頭にあったことと推測していますが、“悪夢”が現実のものになりました。6日、南部へルソン州の巨大ダムが何者かによって破壊され、 ...
我が国の未来を見通す(69)『強靭な国家』を造る(6)歴史から学ぶ「知恵」の適用(その1)
最近の国民の関心の不足と脱炭素政策への危機意識の欠如、電力会社の値上げ回避の可能性、政治家との改革の難しさに憂慮し、強靭な国家の構築に再度取り組む必要がある。一貫した大方針の重要性を強調し、具体的な方法の模索中。国際的な友好関係の築き ...